第二奈良新聞

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【速報】総務省ICTサミット2019書き起こし

2019/03/08 地域ICTサミット2019

1)主催者挨拶 國重 徹 総務大臣政務官

こんにちは。全国から115の応募があり、見事決勝進出された団体の皆様、おめでとうございます。

内容が楽しみです。会場の人に投票してもらって審査します。それぞれの熱をこもったプレゼンを見ていただいて投票してください。

現在日本では、少子高齢化、人口減少、人手不足、持続的な地域社会の継続など課題が多くあります。ICT活用が鍵だと考えています。

全国の速やかな波及も大切だと考えています。また、総務省では、地域を元気にする成功モデルを発掘して全国に広げたいと考えています。

これより開会します、本日はよろしくお願いします。

 

 

 

 

2)「ICT地域活性化大賞2019」決勝大会

(ナレーター)

地域情報化大賞では、優良事例を地域活性化対象とします。

応募期間に全国から115件の応募があり、11が結晶になります。

11の代表のプレゼンをしてもらい、会場の皆様に投票をしてもらいます。

それに基づき、総務大臣賞など各賞を決定、表彰します。

審査会構成委員の紹介です。画面の一覧を確認してください。

なお、投票方法はスマホです。QRコードを読み取って投票をお願いします。

 

 

 

 

①北北海道石狩振興局新篠津村、JA新しのつ、ゼロスペック、京セラCS、さくらインターネット(北海道新篠津村

「IoTを活用した農山漁村の灯油難民防止」

北海道の現状を設営する。灯油は最重要ライフライン。家庭に大きな灯油タンクがある。

しかし、雪にタンクが埋もれてしまっている。給油するのも一苦労。数十件もこなすのが冬の現状。

雪のせいで灯油残量が不明。灯油を給油するのも重労働。灯油難民になる恐れがある。

地方では人口減少過疎化。すでにガソリンスタンドが減少している。効率的な発送方法が必要である。

取組状況としては、タンク内を可視化した。

一回あたりの供給を合理化した。新篠津村で実証実験した。

結果は、83タンクに97センサー150日実験した。通信成功率は99%

給油回収を◯%削減、発送も三割削減した。人件費も削減した。

わずか83世帯で行った結果である。

2つのポイントがあると思っている。

1.経済合理性

2.シンプル

蓋を変えただけであった。センサーからのデータを活用して人の手を介さずに配送管理した。

どのような価値を提供できるか。安心安全、新たな時間。収益改善(経費抑制)。

過疎地域でもできるだろう。これが北海道以外にも拡大できる。

震災エリアなどに新たな技術の活用ができる。真冬の地震の場合はパニックになるから。

多く人に安心安全を提供できる。官民の可能性を広げることになっただろう。

Q.谷川審査員)面白い取り組み。ビジネス的にも成功。安全安心で誤作動はなかったか。あと、その場合にどのように対応したか。

A.誤作動も通信障害もあった。しかし、センサーのリアルデータだけでなく過去のデータを併せて予測した。

リアルデータでおかしい物があっても過去のデータで整合性を確認する。療法視点からエラーを解決した。

 

 

 

 

群馬県前橋市、前橋地区タクシー協議会、ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構(群馬県前橋市

マイナンバーカードを活用した高齢者等への移動支援」

細谷)こんにちは。◯◯課長です。事例を報告します。

副題として地方からの挑戦地域交通の未来、と上げている。これがポイント。

例えば前橋市の現状で言うと渋滞が多い。社会的ロスが生じている。

一方、バスは一日7本のところもある。自動車保有率は全国一位。

移動手段別で見ると、自動車75%の分担率。全国平均は42%。

それに対して、鉄道バスは3.5%しかない。

免許を持たない高齢者の外出率が低い。高齢者の免許保有率が多く、その事故も多い。

昨年80代の男性が女子高生二人をはねた事故が起こった。前橋市はこのような現状を変えたいと事業を行った。

「マイタク」制度。市が二分の一助成する制度。運用が問題。

かつて紙で運用していた。紙の申請をして入力集計も手作業だった。

タクシー側も市役所側もすべて紙と手作業で運用していた。

一方で、年寄りは管理が大変だった。紙をなくしてしまうからだ。

そこでマイナンバーカードの活用を考えた。資格確認と残り回数がデータ内容となっている。これは全国初の事例。

総務省で採択されたので、すべてのタクシーにタブレットを配ることができた。市民もタクシー会社も市役所も満足だった。

利用者の82%が便利になった、タクシー会社も60%良くなったと回答している。

紙で運用していた頃は2000万円のコストだったものが、マイナンバーカード切り替えでコスト0円になった。

タクシー事業者からの話では、外出機会が増えただろうという事だった。

利用目的で通院、買い物ができることになる。地域応援ポイントを実施しているので、それにも良い影響が与えられる。

ビッグデータ活用も考えている。自動運転との連携なども考えている。ご静聴ありがとうございました。

Q.関口審査員)1.マイナンバーカードは普及していない現状がある。活用、カード取得促進は大変だったか。

促進に寄って、結果どれくらい利用が増えているか。地域のタクシー会社が苦しいと思う。地元のタクシー業界の反応は。

A.マイナンバー取得のサポートを頑張った。出先機関や郵便局でも申請サポートしてもらった。

公共交通のバランスの問題もある。「マイタク」も各交通機関と連携を頑張った。

マイナンバーは促進したことにより10%の取得率が12~13%まで増えてきた。

 

 

 

WheeLog(東京都町田市)

「みんなでつくるバリアフリーマップ WheeLog!

車椅子ユーザーの問題を動画で流します。
(動画)車椅子で苦労する、店とトイレとエレベーター。日本では60人に一人が車椅子。私も中途であるが車椅子に乗っている。

カメラとGPSを活用してプロジェクト活用してGoogleインパクトチャレンジで5000万円、2017年にはアプリをリリースした。

車椅子の人の移動経路を可視化した。走行ログ、スポット、リクエスト、つぶやき機能がある。ユーザー同士をつなぐのもアプリのメリット。スポット1.5万件など、ユーザー数は右肩上がり。

活動は街歩きイベントを開催している。小田原ではオープンデータイベントや車いす体験イベントもした。国土交通省の実証実験も勝ち取った。

文部科学省にも評価をしてもらっている。中途障害者の私にとっても世界旅行のときに知った。日本はバリアフリー先進国になると思う。

バリアフリー情報は地域活性につながる。家族に車椅子の人にいたら外出機会がめっちゃ不利、減少する。バリアフリー情報共有で状況が良くなる。

外国人来訪が多くなっている、今後6000万人を目指す。近年は増加率も著しい。

サービス展開にも将来性がある。過去の活動実績もまとめました。WSAでトップに選ばれた。

今度ポルトガルに行ってくる。車椅子でも諦めない世界になるために情報を可視化していく。日本を元気にする。ご静聴ありがとう。

Q.古川審査員)プラットフォームが大事だと思う。地域で活動している人との連携をどう考えているか。運用も費用がかかると思う。経済的な継続性をどう考えているか。

A.全国各地で知ってもらって一緒にやりたい人と応じるのが大変。協力していくのが大変。

利用料ではなくて使ってもらうことが大事。お金は寄付でやっていくつもり。維持費は技術責任者が頑張ってくれるはず。

年間10万ちょっとくらいのお金しかかかっていない。アプリの費用回収は何百万になるので、それの回収方法はめどがたっていない。

クラウドファウンディングで頑張る予定。ユーザーの生きた情報を集めているところなので、価値を見出してくれるところは多い。その声を生かしていきたい。

 

 

 

 

④山中漆器コンソーシアム(石川県加賀市

クラウドサービスを利用した山中漆器生産性向上プロジェクト」

ジョウチョウです。山中漆器は石川県です。全国一です。

漆器の製造工程としては、木地、下地、塗り、蒔絵という内容です。

そのすべてが職人手作業で分担作業だった。

年間100億円程度の市場規模でピークの1/4になっていた。

北欧銀行に仲介してもらって勉強会を開催した。共通課題を認識できた。

全体ミーティングを毎月実施した。ヒヤリングで課題がわかった。分業なので進捗がわからない、アナログ業務、職人の高齢化の3つが問題だった。

1.分業制で工程がわかりにくい。

2.受発注業務のアナログな運用。FAXとか使っていた。それをkintoneにした。紙をタブレットに変えた。

3.当初高齢者は否定的だったが足繁く頑張ったら利用してもらえた。

工程管理システムで見える化をした。kintoneで1400万円かかったが、半分を補助金もらえた。総務省から。

実績としては、可視化とICT化、商品のすり合わせが効率化した。

データ活用で請求などの事務時間削減になった。

職人は事務作業削減によって専門職に注力できるようになった。在庫も適正化できた。

導入だけでなく可動運用もポイント。じわじわ広がり始めているだけであるが、次のステップに向けて頑張っていきたい。

Q.吉住審査員)写真を見ると団体構成員が若い、若い人が中心だと思う。高齢者との苦労はあるか。工夫はあるか。コスト削減効果について、時間節減に寄って新しい取り組みはあるか。

A.職人からは抵抗があった。しかしメンバーは新しいものに取り組んでくれた。みんなが工程管理システムにしようという意気込みが職人を動かした。

あと、銀行の人が職人を説得してくれた。簡単なシステムなので使える実感があったんだと覆う。

時間節減できたことで、新しいことを取り組んだ。地域産業というが新しい作品を考える時間ができた。

情報共有により他の情報が入ってくる。ほかからのアドバイスが入ってくるので、うまく運用できている。

 

 

 

 

岐阜県中津川市岐阜県中津川市

「公共交通オープンデータ“最先端田舎”への挑戦」

中津川市職員です。利用率低下がバスの採算悪化につながっている。定

住推進課でいながら公共交通を担当している。公共交通でできることを追求している。さて質問です。

スマホに乗り換え検索アプリ入っていますか?(全体挙手)

全体的にそうだと思います。ネットで経路検索していると思う。内閣府調査では41%がネット検索。

しかし、田舎の観光地は検索に出てこない。田舎のバスは検索されない。走っていないのと同じ。選択肢にならない。

利用機会を失う一因。経路検索データにデータを渡す必要があるが、地方交通機関はそんな人材も時間もない。

そこで中津川市GTFSで拡張子統一してオープンデータ化が可能となった。ネットで経路検索が可能となった。

それまで交通機関は経験と勘によりダイヤ編成していた。今はICT活用で業務効率化した。業務改善と生産性改善に寄与した。

これにより地方バスの活性化が可能となった。その中でもリアルTIME運用情報提供は先行している。

ICT活用は手段の一つ。中津川市が目指すのは公共交通情報を利用してもらうことで利便性を向上させたい。

安心して移動できる街、いつまでも定住できる街にしたい。今後も頑張っていく。

Q.関審査員)データ作ることで検索性が上がったことはすごいと思う。データが有ることで調査も進むと思う。最適化など展望はあるか。

A.データ整備に寄ってバスの時刻表のダイヤ編成、研究など幅広く使っていってほしい。

 

 

 

 

京都府京都府舞鶴市京都府京都府舞鶴市

「ICT技術を活用した廃棄物処理効率化による資源循環の構築」

舞鶴市広田です。SDGs=作る責任使う責任限りある資源を次世代へがキーワードです。

資源となる廃棄物をうまく回収するために廃棄物の場所塗料を見える化効率回収をした。

ICT活用したほうがトラックの走行距離によりガソリン代が4割カットできた。

住民サービス向上労働生産性改革、取り組みしやすい環境づくり。

産業廃棄物は京都府、家庭語彙は未舞鶴市に頑張ってもらった。

廃棄物は回収リサイクルしているが、実際にリサイクルされるのは44%

リサイクルのためにコストが高いから普及していない。

リサイクル業者は取りに行くが効率的な回収ができていない。

一箇所行って戻ってくるだけだった。経路建てて回ることができていない。リサイクルコストが掛かっていた。

私達はICTセンサーで容器の蓋にセンサーを付けて見える化した。

それにより、トラックが最適走行距離を提示してくれるシステムを作った。NTT西日本に技術開発して検証した。

結果として起業ゴミはリサイクル向け回収コストが低減した。改修費用57万から53万に減った。

コスト削減、ドライバー不足解消、リサイクルによる資源循環が効果と言える。

資源ごみの日までためておくよりも良いとか、呼ばなくても良いとの数字に現れないメリットが有る。

限られた地域ではなく、京都府で横展開していく。成功事例を積み重ねていきたい。住民起業とまちづくりを勧めていきたい。

Q.どんな技術を使っているか。資源ごみ以外の一般ごみでも広げるか。

A.技術面として実物を持ってきた。センサーからの超音波が帰ってくる時間で判定している。ある程度貯まると跳ね返りが早い。

他の廃棄物は、ボリュームがある廃棄物なら同じ仕組みでできる。

廃プラスチックだけでなく、いろんなゴミに展開して大きなメリットを提供していきたい。

通信はSIMカード経由で3G回線を使っている。小さなデータを送っている。

 

 

 

 

大阪市立中央図書館(大阪府大阪市

「オープンデータ化した地域資料の利活用を通じて大阪の魅力を発信」

中央図書館館長、どうもありがとう。投函取り組み事例を紹介します。

図書館は借りる場所というイメージしかないと思う。しかし、地域情報基盤施設としてビジネスや学校も支えている。

地域資源利活用も発信している。道頓堀のデジタルアーカイブで過去の賑わいがわかる。

資料の保存利活用できるようにデジタル画像の公開をしている。2017年から全国初でオープンデータ始めた。データ活用できるようにした。

オープンデータは二次利用申請手続きが不要に。利用者職員双方にとってコストだった二次利用申請回数をなしにした。

それに寄ってアクセス数は3倍位になった。HPでも紹介されて商品パッケージなどにもなった。

利活用が広がっている。継続した周知広報している。画像加工コンテストなどした。

ツイッターで今日の一枚も続けている。OML48なども取り組んでいる。ちゃりんこ兄弟が優勝した。

いろいろなものに加工している。

市民を巻き込んでウィキペディアタウンを開催した。資料を活用してウィキペディアに記事を投稿した。

公開アーカイブウィキペディア・コモンズに投稿した。他の言語にも翻訳されると思う。

今後画像の可能性を探る。子供達が興味を持てるような事業を企画する。国立図書館サーチとの連携などをする。

活用のためのキーワードや地名などのメタデータを豊富にしている。

万博によりICT活用にして大阪を盛り上げていく。ご静聴ありがとう!

Q.関審査員、私は公共図書館帳だった。そういう意味ではサミットに図書館が来てくれたのは嬉しい。質問とお願いである。

1996年から13万アーカイブしてくれた。

資料を見える化してくれたのでビジネスチャンスも生まれたと思う。海外連携もできると思う。

ビジネス支援からビジネス創出はどうしていくか。

まずは回答を聞きたい。

A.うちわ、額、レトルトカレーのパッケージなどの企業連携している。

世界の図書館が加工に力を入れている。工作室があるところもある。

データだけでなく、アメリカのナショナルギャラリーのように稼いでほしい。

今までは支援していてどこか他人事だった。

著作権を使ったビジネスをしてほしい。データ加工デジタル加工できるように頑張ってほしい。

>今度訪問したいのでよろしくお願いします。

 

 

 

 

母子健康手帳データ化推進協議会(大阪府八尾市)

「IoT活用にてこども園における成長への切れ目のない支援事業」

◯◯です。拝啓として軽度発達障害やいじめなど保護者のリスクは高まっております。

子育て情報も少ない。少子化の一員だと考えている。

保育園においても保育士の業務負担は増大している。この背景からビッグデータ活用により、障害やいじめリスク兆候などの分析を八尾市で行った。

バイタルデータと位置情報により蓄積分析を行った。ウェアラブル端末を活用した。

この事例では、保育士が呼びかけをしたときにある子は一人ぼっちになっている。

「自由に遊んでいいよ」というと遊具に隠れる。バイタルデータを確認すると集合の号令のときに脈拍とストレスが上がった。

周囲の認識ができていないが、一人のときにストレスを感じていた。見える化したことで保育士が気にかけるようになった。

また別の子は目立つ子だった。ストレスレベルが低いままの子供である。

成果としては障害やいじめの兆候が確認できた。得られた課題は疑わしい児童が9%見つかった。

保育士の14%の時間削減できた。

保護者の満足度が70%に上昇した。

今後の展開としてはいろいろ展開していきたい。ご静聴ありがとう。

Q.利根川審査員)発達障害の兆候はいろいろあると思うか、これによる説明力はどれくらいか。

もう一つは親御さんの気持ち。データを使うこと、結果などにより親はどんな反応しているか。どう取り組んているか。

A.ICTについて障害については大人の主観ではなく、データから得られるのが大きい。データが少ない。判断に主観が入ってきた。

データがまだまだ少ない。非認知情報の分析が大事だと思っている。

二番目で保護者については、丁寧に保護者会を行った。基調講演などもしてデータ活用、将来何のために必要なのか丁寧に説明した。理解してもらった。保護者への理解が大切だと思う。

 

 

 

 

岡山県倉敷市、データクレイドル(岡山県倉敷市

「インテリジェントICT地域実装計画 2018

福島、大島。ソサイエティ5.0を取り組んだ。従業員数と付加価値数の相関関係を分析すると情報通信業をする人が少なかった。それでソサイエティ5.0を取り組んだ。

特徴1.プラットフォームを行政だけでなく地域で使ってもらうこと。データ収集処理ではなく、地域情報人材の相乗効果を狙った。

特徴2.有機結合により新たなプロジェクト創発に寄与している。

公共データサイエンティストが例えば大島さん。その人が中心となって、市民データサイエンティストを育成した。起業、テレワーカー、障害者就労支援の人などがいる。

オープンデータと地域特性分析、データ愛を紹介する。すぐ使える形でデータ整備をした。コンテンツ30くらいある。

ICTエリアセンシング、パブリックエリアの通行状況をほぼリアルタイムでオープンデータ化し、過去データとともに未来予想している。

コンテンツの一つとして、AIエージェントを紹介する。データをボットにして音声やテキストで応答する。

色々なプロジェクトが生まれてきた。大島さんに紹介してもらう。データサイエンティストの花だと思っている。

昨年7月の豪雨のときに被災者支援プロジェクトができた。

他に人工衛星データ活用によるプロジェクト、セミナーに高校の先生が来たことをきっかけに学校で地域課題解決のための授業をしている。

ビジネスではICTエリアセンシングでみんなkん独自データと掛け合わせてもらっている。

興味持ってくれたら幸いです。

Q.庄司審査員)データ活用モデルとして良い事例。わかりやすいアプリケーションではなくてデータ分析しようとか加工するなど、間に入るのが大切だと思っている。

それに市民が参加する場合のモチベーションは。

最後のスライドで独自受注案件が32と合った。仕事が取れて回っているのはすごい。どういうところが仕事になっているか。

A.モチベーションは将来性だと思う作ったデータをアウトプットが社会とつながっているのも良いと思っている。

受注はセミナーが多い。手作りカスタマイズで使わしてほしいや売上受注につながっている。

 

 

 

 

西日本鉄道株式会社、トヨタ自動車株式会社(福岡県福岡市)

「福岡市におけるマルチモーダルモビリティサービス my route の共創」

トヨタの輪島です。みんなのスマホにはアプリがたくさん入っていると思う。一方でアプリが多すぎるということもあると思う。

休日の時間の使い方が決まらないことで困っていませんか。ルート検索で困っていませんか。小銭が足りないことありませんか。

マイルートはワンアプリで異動の課題を解決。イベントスポットの情報配信。目的地までの様々なルートを提案している。アプリ上での予約決済が可能となっている。私達は福岡市で実証実験した。

西日本鉄道の緒方です。マイルートは1.5マンダウンロード。70%の人から評価をもらっている。発見、きっかけが得られた。また手間が省けたと言われた。

なぜこのような効果が得られたか。

マイルートには地元を含む数多くのサービスにつながった。

サービサーが抱える課題の解決に有益だった。マイルートに寄って持続可能な公共交通の提供ができた。

たくさんのニーズをもらって分析している。

今後の展望として異動をより豊かにして街の賑わいを創出する。サービサーとの共同が必要。

様々なところで同じアプリを使うkとでメリットが多くなる。マイルートを共用すればコストも掛からない。

マイルートは実証実験を延長することができた。実証実験期間を半年延長することができた。これを機会にマイルートを使ってください。

Q.ユニークな取組だった。強豪はGoogleナビタイムだと思う。シビアな質問になる。何が違うか。

A.一連の流れを作ることが優位性だと思っている。Googleとの展望が違うので今後違いが生まれてくる。

 

 

 

 

沖縄県糸満市、株式会社 KDDIウェブコミュニケーションズ(沖縄県糸満市

「農作業支援通知IoT「てるちゃん」

農業にICTは不要。昨日わからん、設置もわからん。でもてるちゃんが解決してくれる。

(動画)山城ゆうきのマンゴー、小菊の大城太3分くらい(多分YouTubeで見れると思う。

ビニールハウスの苗が全滅したことがきっかけ。日本一の生産量の小菊とマンゴー、小菊は深夜巡回、マンゴーは温度管理が課題だった。

てるちゃんの機能はシンプル。通知するだけ。ボーッとしてても簡単。畑設置して無線で自動接続して知らせてくれる。低コスト。

しかし、順調ではなかった。日焼け水漏れサビ劣化高温停止誤送信、さらにヤモリハブもいた。それらの苦難を乗り越え、今では元気にやっている。

成果としては、月に400分の深夜巡回がなくなった。

意識も変化した。スマート農業に意欲的になった。

超シンプルな農業ICTてるちゃん、農業の人には壁もあるがスマート農業に向けて頑張っていきたい。

糸満から全国へ。地域課題解決を全国に広げたい。清き一票をお願いしたい。

Q.吉住審査員)シンプル低価格の追求が良いと思う。展示会を行くと5Gでハイエンドのことが多かった。

イデアはどこから来たか。KDDIは最先端しているのに、ハイエンドでないこの事業を進めているのか。

2つ目の質問は、技術的な話になるが、センサーのバッテリーはどうしているか。

A.電話とネットを繋ぐことについてはKDDIのトゥウィリオを使っている。

BLE5.0も使っているので、最先端はある。それに電話をつなげたのかポイント。

センサーは1年半持つ。ボタン電池ルーターは電源につなげている。全固定電池も使っている。

Q.このサービスはフィーチャーフォンが現状であるが、今後の展開は。

A.トゥウィリオはスマホの通知、ライン、フェイスブックなど通知先を変更できるので、利用者が変わったら通知の行き先も変わると思う。

 

 

 

 

 

 

<会場投票・審査>

(投票はウェブから)

 

 

 

 

 

 

<基調講演>

特別講演「一日一創プログラマー『アプリで活性化し続けるまち、鯖江』」

    福野 泰介 氏((株)jig.jp取締役会長/総務省地域情報化アドバイザー)

8歳でプログラマ

オープンデータ伝道師です、日本に8人しかいません。

「一日一創」は2012年から作っている。ウェブで作っていた。プログラマだったが、ちょっとだけ離れていた時期がある。とにかく手を動かそうと思って始めた。

「光るネクタイ」を作った。ウェブアプリ以外でも作っている。毎日ブログも書いている。

クロスデータアライアンスは経産省からの委託としてメンバーとして頑張っている。テルース。オープンデータは面白いおもちゃみたいなもの。2012年から一日一創が続けられている。

テルースは50センチ対応の衛星写真、地上観測データも無料で使える。日本では初公開。ご利用ください。

ドローンからデータ収集している。2200円のドローンを今から飛ばします。ドローンからの情報も保管データとして活用しています。

このドローンはプログラムからでも飛ばすことができる。方向操作などもできる。上に行きます着陸してしまいました。15秒間命令がないと戻ってきます。

「一日一創」も難しいことではない。jig.jpは本店鯖江。メガネを掛けたビルで開発している。

▶8歳でパソコンに出会ったのはマリオから。MSXを買ってもらってプログラミングを作っていった。高校に進み、地図アプリを開発していった。企業自治体に販売していた。jig browserを販売した。

人類の歴史はツールの歴史だと思っている。10万年前の言葉の発明に寄って複雑なものが伝えられるようになった。文字の発明もすごい。

1000年前には活字が伝えられるようになった。それが放送、ICTと時代が進んでいった。しかし、活字と放送は発信制限があった。誰でも発信者にはなれなかった。ICT時代に寄って発信できるようになった。

「ふわっち」という生配信システムによって誰でも発信できるようになった。これだけで生活している人が100人位いる。

2010年オープンデータとの出会いがあった。ティムパーナーズリー氏はHTMLCSSなどを開発して無料公開した。それがあったからこそウェブは普及した。

5スターオープンデータというはなしがあある。星が多いほど世界につながりやすい。すべてのデータがつながりやすい。氏の基本思想になっている。

氏はイギリス政府にいた。しかし、我々が必要なデータは国が持っているデータではなく、身近なデータ。

オープンデータはICTを支える21世紀を代表するインフラ。データに寄ってインフラが整備されていく、今はその途上となっている。

デフォルトでもつコピーライトを勝手に使うことはできないが、使っても良いよっていうマークを氏は提示した。

日本の事例で言えば、例えば「いらすとや」、無料だから日本中に広がった。

いらすとやはそれに寄って成功した。オープンにするところとクローズにするところの使い分けが大切。

鯖江市長に提案したら2010年に即採用となった。

鯖江市は「若い人の行ったことはとりあえずやる」のまち。

2013年日本にとって敗北宣言である「世界最先端ICT国家創造宣言」を閣議決定した。これに寄って鯖江市に視察が殺到した。

日本のオープンデータとしの分布図を御覧ください。

オープンデータについて、これからのデータをオープンにしていこう、というのが大切だと思っている。

今までは起業などクローズドな情報であったが、オープンなデータを集めて解析するのが大切。分析してバリューを導き出す。

「アプリで活用課、鯖江市の活用事例」

市長をやりませんか、地域活性化プランコンテスト。

全国の大学生が集まって、2泊3日で考える。鯖江市長はすべてやると宣言する。鯖江市民は首を傾げることもある。これにより、JK課ができた。

女子高生によるゆるいまちづくり。反響が符のところが多かった。市長の動画もある。遊びではない、覚悟がある、と動画配信した。

▶JK「アプリ作りたい」「図書館の席が空いてない」その声によって図書館空席センサーを開発した。デザインは女子高生に頼んだ。

他にも避難所データ多言語災害別で作った。外国人に案内するのは難しいが、多言語対応の避難所探しができるようになった。アプリ技術としては大した事ではない。

「さばれぽ」はアメリカでも成功事例がある。さばれぽによって道路の陥没やきれいな花のアップなどもしてくれている。

市長から直接投稿されることもある。認証かけてないので、なりすますこともできる。

ゴミ当番の表示もできる。

過去に雪に消火栓が見えず消化が遅れた失敗から、消火栓をオープンデータ課した。4000弱消火栓あった。

大雪のときは消火栓を消火栓を金属探知機で探したりしていた。このアプリなら遊びで社会貢献できる。

鯖江のバスもGTFSを取り入れているので、データ化できる。

水位センサーも可動している。水害を管理するので、県に発注すると2000万円だったが、てづくりだと3万円でできた。

データに関しては統計データをオープンデータにした。fukuno.jigで検索してみてください。

東京一極集中の具合がよくわかります。地方の少子高齢化もよく分かる。東京の子供が増えているのもわかる。東京では少子高齢化がよく分かる。

県別子供減少率で見ると増えているのは東京だけ。東北が特に和売。現状把握に役立つ。

鯖江のデータもオープンデータにした。鯖江で30年以上経過している橋は30%。400ある橋のうち、一番年寄りは91歳。通るたびに不安になる。

オープンデータに対して鯖江市民はどう反応したか。答えはノーリアクション。データ出しても反応はないので、安心してください。(会場笑)

しかし、危機感の共有には役立つ。治すのもお金がかかる。壊れてからでは遅い。

地方公共団体の不動産は約420兆円、と東洋経済が発表した。年間500項ずつ廃校になっている。

小学校は3万項なので、子供の数からしたら妥当。しかし施設の維持管理更新費用が膨大となる。

鯖江の危機を紹介する。コスト増が80億円、全体予算が450億円なので、かなりショックだった。

データを公開したが、ノーリアクションだった。安心してください。(会場笑)

鯖江の危機は、日本の危機。

人口減少しながら再興する魔法とはあるのか。それはプログラミング。現代の魔法といえる。

ICTを扱える人を増やすことが大切だと思っている。実際に業者に頼むコストになる。

技術革新+低コスト=イノベーションだと思っている。

技術革新だけでは社会に広がらない。安いことが大切。

課題、アイデア、アプリ、イノベーションの順番に広げていくのが大切。ただ、アプリを作る人が少ない。

そこでichigojamを開発した。子供パソコン1500円~を販売している。このパソコンは1976アップルワン相当の機能がある。

ご存知ですかコンピュータの計算の速さ。IchigoJamCPUは1秒間に5000万回計算ができる。100円分のCPUである。

1秒間で百ます計算50万枚できる、といえば想像しやすい。

50年前付きへ行ったコンピュータは1病患に50万回の計算性能だった。

現代で一番早いのは、スパコン京で一京回。パソコンで高スペックで20兆回。スパコン京は1200億円くらいかかるが。

鯖江市はプログラミング教育にも取り組んでいる。地域ICTクラブを始めた。

「コンピューター」と話そう。つまりプログラミングをしてみましょう。

a(enter)→syntac error(「なんて言ってるかわかりませーん」という機械の反応)

など、失敗しながら覚えていく。LEDって打てば光ってくれる。自分でやると感動する。

体験と知識の差が大きい。教えるよりやってもらうほうが覚える。子供は体験しないことはすんなり頭に入ってこない。

おとなになることは体験していないことを理解すること。このコンピューターはそれを解決する。

理論より体験。体験こそ大切。そのきっかけを提供するのが学習指導案「はじめてのプログラミング」

最新のAIライブラリ、使用料金はいくらでしょう?tensorflw2.0は0円で使える。心理ハードルだけがじゃまになる。作る人になる切っ掛けを作ろう。

中学生のパソコン保有率は先進国の中で日本が一番遅れている。中学生のパソコン保有率は30%くらい。欧米は9割持っている。

小学生5年製のMASAHARUは何度も受賞している。

学んでいることは学び方。遊びまくってベースを身に着けて、親にお願いしたら買ってくれる。

親は買ってあげてください。作るために買ってあげること。遊ぶためではない。

パソコン買ってくれたら「いちご」から「りんご(Apple)」にステップアップしていく。

地図アプリを作ってみよう。gICThubのアカウント作ったら地図アプリを簡単にできる。

▶G空間人材育成事業、総務省ハッカソンで作る。

いちごジャム1期生は3dプリンタレーザーカッターCADなど多方面で活躍していった。ロボコンも作った。

(動画)eスポーツみたいな感じでロボコンを楽しんだ。チカラを使わないスポーツという意味では同じ。越前蟹ロボコンで検索してみてください。

地域ICTクラブも参考にしてください。

機械学習も勉強のコストは0です。ネットで検索したら勉強できます。素敵な世界を子供達に開放してほしいと思っています。

福井新聞と共同でしたものを紹介する。自動運転、女性は乗れるといえば喜んでくれる。リアリスト。

自分で組んだプログラミングで乗車するとハラハラするが楽しい。オープンデータで開放していくことも大事。

病院内の子供達にプログラミングも提供している。

ネットにつながるichigojamも開発中。iotコストとしては月額64円。1万回通信できる。

▶PCNこどもプロコンも開催している。

お母さんのスマホ使いすぎを防止するマシーンも発明してくれた。

マズローの欲求段階でいうと、子供は自己実現、夢に一直線。

来週月曜日に起業家甲子園もあるので良かったら見に来てください。

2020年にプログラミング教育が始まる。総合的な学習の時間があって、オモシロイと思ったらクラブIT道具で遊んでもらう。更に進んで地域ICTクラブで取り組んで、それらを経て高度IT人材になってほしい。

大人もプログラミングしてみてください。

見守りいらずのイノシシIOTも良い事例。プログラミングを学んで2日で檻のプログラミングを開発した。イノシシの捕獲率が5倍に増えた。

地域フィールドラボは大幸薬品とも共同して、徳島で社員研修をした。内容は子供に教えるのと同じ。初歩は誰でも同じ。子供に戻って楽しむのが大切。

▶IOT火災報知器を創電が販売始めた。

ともに学ぶのも大切。地域に鉱泉があると思う。近くにあればガウk性先生とコラボしてほしい。PCNシリコンバレーやモンゴル光線、ルワンダ光線でもIchigoJamが人気だった。

初めて触るプログラミングで夢が広がる。

▶PCN=プログラミングクラブネットワークサミットは第四回まで開催した。先週末に開催した。すべての子供達にプログラミングを。

プログラミングを嫌いになるのではなく、楽しみましょう。小さいときに嫌いになる損失は大きい。書道を嫌いになる前に、水墨画を書かせてあげればよかった。

PCNはすべての子供達にプログラミングを、を愛顧度場に頑張っている。新しいことを知るのが学習の醍醐味。それを先生たちにも普及させようと頑張っている。

よかったらPCNHPを見てみてください、内容もオープンデータになっているので、良かったら見てください。

明日から0円でできること。

1.オープンデータの拡充。まだまだデータが少ない。少ないからアプリも出てこない。まず作ってほしい、オープンデータを。

2.ローカルWEBアプリづくり

3.こどもプログラミング体験イベント

個人的にはコンビニの店舗一覧をオープンデータ化してほしい。ともに作っていくことが大切。

子供から学ぶことも多い。子供と作る地域というのも考えていきましょう。

 

 

 

 

 

<結果発表>

優秀賞は、⑤公共交通オープンデータ⑪てるちゃん③ウィーログ⑦大阪市立中央図書館です!

大賞総務大臣賞は、「プレゼン番号①北海道灯油。残る⑥団体は奨励賞」です。

日経新聞社関口編集委員、講評。

みなさんお疲れ様でした。おめでとうございます。

審査員の評価は割れた。接戦だった。ただ、①だけはダントツだった。

問題解決型が多かった。

 

 

 

(表彰式)

 

 

<閉会挨拶>

國重 徹 総務大臣政務官

地域には様々な課題がある。一方でICTは地域を持続可能性を高めるものとしている。

ソサイエティ5.0として政府は取り組んでいる。ICT技術を使ってたくさんの応募をもらった。

プレゼンを見て地域の課題を解決していこうという熱を感じた。それだけにこれらを多くの人に知ってもらいたい。

成功モデルを活用してほしい。総務省では受賞者の取り組みについて多くの人に知ってほしいと考えている。全力で支援していく。

登壇者、来場者の活躍を願っております。本日はありがとうございました。

 

 

(ナレーター)

以上で終わります。なお、これより國重徹政務官と受賞者のフォトセッションを行います。